公共施設のあり方と市民活動団体の活動場所のあり方がいま問われています。豊中市内でも移転問題に絡み様々な思惑や議論が交錯しています。私自身は昨年来、公共施設のあり方については議会でも質問するなど強い関心をもっています。コミュニティ研究時代からも相談窓口をどう考えるのか、コミュニティの活動の場をどうしていくのか、こうしたことにも考えを巡らせてきました。常々私はまちづくりのあり方、市民活動のあり方を20世紀型から21世紀型へと転換せねばらないという話をしています。従来のしくみでは今の社会の課題に対応仕切れない、またはこれからの10年先、20年先を考えた時に大胆な見直しをしていかなくてはならないとの考えからです。
施設でいえば、従来の縦割り組織ではなく、私は「情報発信機能」・「集会機能」・「相談機能」・「活動拠点機能」などの機能別の再編成を行うことを検討すべきだと考えています。今や社会の様々な問題は単独では解決できませんし、もとより市民にとってそのような垣根はない方がよい。それぞれのどのような機能やスペースが必要なのか、アクセスを考えた時に何を駅前にもってくるべきか、市民活動のネットワークと協働をどう進めるのか、相談者のプライバシーをどう守るのか、こうした視点で市有施設のグランドデザインを描く必要があると考えています。今日はそんなアイデアをもっていろんな関係者と意見交換。皆さんのお考えもお聞かせ下さい。
今夜は第1回目の「(仮称)コミュニティ基本方針検討委員会」を傍聴。委員を上回る傍聴者に関心の高さが伺えます。嬉しいのは委員や傍聴者の中に研究所時代の仲間の皆さんが大勢いらっしゃったこと。研究会でお世話になった方々、ヒアリングやセミナーでお世話になった方々です。これまでの研究が実際に行政の中で形になっていく、そんな期待がふくらみます。