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パリ6日目

今朝はIFREE(環境教育研修研究所)のFrancis Thube所長と面談。この研究所は12年前に環境保護団体が一緒になって環境教育を推進しようと設立されたNGOで、主に研究所会員である教員や社会福祉活動従事者、自治体職員を対象にいかに環境教育を推進するのか、授業の方法の伝授やツールの開発による研修を行っている組織です。年間予算は100万ユーロ、専従職員14名だそうですから、大きな組織ですよね。学校における環境教育や施設の省エネについて意見交換を行いました。

午後からはIFRI(フランス国際関係研究所)を訪問。日本研究者のCeline Pajon氏と懇談しました。IFRIはフランスにおけるトップクラスのシンクタンクで、日本関係の研究テーマの多くは北東アジアの防衛問題だそうです。今日は日本政界、とりわけねじれ国会の現状について、また日本の安全保障問題について意見交換を行いました。

本日最後は内務・海外県・海外領土・地方自治体省の地方自治体総局での面談。フランスにおける地方分権・権限委譲についてお話を伺いました。フランスの地方分権は1982年の地方分権法によって本格的に進められてきたんですが、中間評価調査では80%以上がその動きに満足しており、さらに地方分権を進めるべきだとの声が大勢を占めたそうです。とはいえ県からすればもっともっと権限をよこせとの声があるそうで、一方で市町村は規模の小さな自治体も多く負担感が大きいと感じているとか。分権に関して言えば日本の何歩もさきを行ってますが、それはフランスの地方議員が国会議員をかねていることにも起因しそうです。既得権益を守るという姿勢はフランスでも見られますからね。その人たちが自分の地域に権限をひっぱるように国で決めるというのは自然な流れかも知れません。

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